龍谷ミュージアム

「御同朋の社会をめざす運動」総合基本計画

 

 

 「御同朋の社会をめざす運動」とは、いのちの尊さにめざめる同朋一人ひとりが自覚を深め、浄土真宗のみ教えを社会に広め実践していく活動です。

宗門の基本法規である『宗制』には、「本宗門は、その教えによって、本願名号を聞信し念仏する人々の同朋教団であり、あらゆる人々に阿弥陀如来の智慧と慈悲を伝え、もって自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献するものである」と記されています。

専如門主は『法統継承に際しての消息』で「宗門の現況を考えます時、各寺院にご縁のある方々への伝道はもちろんのこと、寺院にご縁のない方々に対して、いかにはたらきかけていくのかを考えることも重要です。本願念仏のご法義は、時代や社会が変化しても変わることはありませんが、ご法義の伝え方は、その変化につれて変わっていかねばならないでしょう。現代という時代において、どのようにしてご法義を伝えていくのか、宗門の英知を結集する必要があります。(中略)「自信教人信」のお言葉をいただき、現在の苦悩をともに背負い、御同朋の社会をめざして皆様と歩んでまいりたいと思います。」と念仏者の歩む道をお示しいただいております。

   今、激動する社会にあって、寺院としての役割や教化力が充分に発揮できていないのが現状です。僧侶・寺族・門徒が寺院のあり方を見直し、人びとの悩みに応えると共に次世代への伝道教化できる寺院活動を展開することが何よりも大切です。

   また、非戦・平和の実現のため戦後50年を機に、当時の基幹運動推進委員会が75日を「滋賀教区平和の日」と定めました。御同朋の社会をめざす運動もそれを継承し運動を進めております。現在も相次ぐテロや戦争により危機に瀕している国際情勢を考える時、ともすれば忘れ去られつつある戦争のいたみを伝えていかなければなりません。

   お念仏のみ教えを、混迷の社会を導く灯火として高く掲げ、人々に広く伝えながら、教区の活性化と人々のつながりを深めるためのネットワークの構築をすすめ、御同朋の社会の実現のため運動を積極的に推進してまいります。

 

  重点項目 1)重点プロジェクトの推進

        2)平和・部落差別などの人権問題への取り組み

        3)運動推進の為の研修会の開催と人材育成

        4)文書伝道活動の展開

        5)災害支援活動の展開